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Photoshopマスクの基本2-レイヤーマスク-

フォトショップでレイヤーマスクを作る基本的な操作を説明した記事です。
ベクトルマスクについては別の記事で記述していますので
マスクの基本概念を把握するために併せてご覧くださいませ。

Photoshopマスクの基本1-ベクトルマスク-
Photoshopマスクの基本3-クリッピングマスク-

レイヤーマスク について
・無地のレイヤーマスクの作り方
・ブラシツールでマスクを描く
・選択範囲からレイヤーマスクを作る
・レイヤーマスクを反転させる方法
・レイヤーマスクを再編集する方法

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レイヤーマスクについて

レイヤーマスクはブラシツールや選択範囲から作成したマスクのことをいいます。
ベクトルマスクと違い、半透明のマスクを作成することができるので
髪の毛の切り抜きやスモークなど複雑なマスクを作ることに向いています。

あくまでここではレイヤーマスクの基本概念を把握していただきたので
選択範囲やブラシツールの細かな使い方については
割愛させていただきますのであしからず。

無地のレイヤーマスクの作り方

マスクをかけたいレイヤーを選択して
レイヤーパネルの下にあるマスクボタンをクリックすると
無地のレイヤーマスクが作成されます。

マスクは白い部分が見えて、黒い部分が隠れます。
黒ベースのレイヤーマスクを作成したい時は
opt(winはalt)を押しながらマスクボタンをクリックすると
黒ベースのマスクができあがります。

ブラシツールでマスクを描く

黒ベースのレイヤーマスクで作ることにします。
ただ、黒ベースだと元画像が何も見えず
勘を頼りにするのも頭痛がしてきます。
元画像が見えるように属性パネルからマスクの濃度を薄くして透かします。

レイヤータブからマスクサムネイルを選択します。
ブラシツールに切り替えて、描画色をまっしろにしたら
見せたい部分に色をのせます。
繰り返しになりますが
マスクは白で塗ったところが見えて
黒で塗ったところが隠れます。

属性パネルのマスクの濃度を100%に戻しておきます。
マスクがかかっているところがきちんと確認できます。

選択範囲からレイヤーマスクを作る

選択範囲はいろんなツールから作成することができます。
ごちゃごちゃ言うと混乱するから
便宜上ザッとふたつだけ選択範囲でマスクを作る方法をお伝えします。

四角の選択範囲を作る

四角のマスクを作ってみます。
長方形選択ツールを選択します。

見せたい部分をドラッグして選択します。
選択範囲が点線で囲まれた状態で
レイヤーパネル下のマスクボタンをクリックすると
四角のマスクができます。

選択範囲を解除したいときは
com(ctrl)とDで解除できます。

被写体に沿って選択する

オブジェクト選択ツールを選択します。
ツールバーにでてない時は点線を長押しすると
隠れているツールが表示されるので
そこから選んでください。

被写体を選択をクリックすると
秀逸なpsdが被写体をだいたい自動検出してくれます。
選択範囲が点線で囲まれました。

点線で選択範囲が囲まれている状態のまま
選択とマスクボタンをクリックします。

画面がマスク編集モードに切り替わります。
マスクの隠れているところが赤くなっています。

被写体を綺麗に切り抜くにはまたごちゃごちゃ説明が必要なので
その話は別の機会にして
一旦この選択範囲からマスクを作成します。

出力先をレイヤーマスクにして、OKをおします。

元の画面に戻ってマスクが適用されました。

レイヤーマスクを反転させる方法

レイヤーマスクの白黒を反転させたいときは
属性パネルの反転ボタンをクリックすると
切り抜き部分が反転します。

レイヤーマスクを再編集する方法

レイヤーマスクを再編集する場合は
レイヤーマスクサムネイルをクリックして選択すると
ブラシツールの白黒でマスクを書き足したりできます。

また、レイヤーマスクサムネイルをダブルクリックすると
マスク編集モード(マスクが赤く表示されてたアレ)で編集することができます。

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