DESIGN Illustrator

Illustratorでイラストを描く -マウス編-

イラストレーターを使ってイラストを描く方法です。
ここではペンタブではなく、マウスで描くことを前提にしています。

動画で観る場合はこちらから


一部抜け落ちていた箇所(本編4:10の後必要な作業)があったのでこちらも併せてご覧ください

輪切りレモン

アートボードのサイズは幅高さ共に1000pxで作成します。

まずこの輪切りのレモンから描きます。

図形描画

楕円形ツールを使ってマルを描きます。
楕円形ツールが見当たらない場合は、図形のボタンを長押しすると出てきます。

アートボードの上でドラッグすると、マルがかけます。
シフトを押しながらドラッグすると、楕円ではなくまんまるを描けます。

もし作業をやり直したい時はcommand(winはctrl)とZを押すと、1工程戻すことができます。

青い枠があるのが、選択された状態を表しています。

選択を解除したい時は、選択ツール(キーボードVで切り替わります)で
何もないところをクリックすると選択解除できます。

マルを複製したいので
マルが選択された状態でcommand(winはctrl)とCをおします。
そのあとcom(winはctrl)とFを押して、同じ位置に複製します。

そのまま青い線の縁にある小さい四角にカーソルを合わせてドラッグします。
altを押しながらドラッグすると中心点を軸に拡大縮小します。

小さい内側の円を選択した状態で、塗りの色を黄色にします。

この時、塗りの色を変更したい時は塗りをクリックしてから色を選択してください。
線の色を変更したい時は線をクリックしてからです。
塗りをクリックすると、塗りが手前に表示されます。
線をクリックすると、線が手前に表示されます。

つぎは外側の円を選択ツール(キーボードのV)で選択してから
塗りを白、線を黄色にします。

外側の円の線の太さを調整します。
線のところの矢印をカチカチすると太さを変更できます。
手入力でもできます。

直線ツールで線を引く

直線ツールを選択して一本線をひきます。
開始点から終了点をめがけて一気にドラッグすると線がひけます。
シフトキーを押しながらドラッグすると90度、45度、0度の角度になります。

アートボードの中央に配置したいので
線が選択された状態であることを確認して
水平方向中央に配列と垂直方向中央に配列をクリックします。

線が選択された状態で
上にあるメニューバーからオブジェクトを選択します。
そこから 変形>回転 を選択します。

回転の詳細パネルが出てきます。
12等分にしたいので角度を30度にします。
入力できたらコピーをクリックします。

回転したものがコピーされました。

コピーしたものが選択された状態で
先ほどの作業を繰り返します。

直近の作業を繰り返すショートカットキー
[mac] com+D
[win] ctrl+D

パスファインダーで型抜きをする

先ほど直線ツールで作った線を選択ツール(キーボードのV)ですべて選択します。
複数同時に選択したい時は
ふたつめ以降はシフトキーを押しながらクリックすると同時に選択できます。

選択できたらメニューバーのオブジェクトから
パス>パスのアウトライン を選択します。
こうすることで線が図形に変わります。

アウトライン化したものが選択された状態を保って
パスファインダーの合体をクリックします。
バラバラだった線が合体します。

角に丸みをつける

ダイレクト選択ツール(キーボードのA)で丸くしたい角を選択します。
複数同時に選択したい時は
ふたつめ以降はシフトキーを押しながらクリックすると同時に選択できます。

選択できたら丸いコーナーアイコンをぐいっと内側に引き寄せます。

輪切りのレモンはこれにて完成です。
バラけないように
選択ツールで全部選択してグループ化するといいかもしれません。

グループ化ショートカット
[mac] com+G
[win] ctrl+G

レモンまるごと

楕円形ツールでレモンの胴体部分の円を描きます。
楕円形ツールを選択して、ドラッグすると円が描けます。

ペンツールでパスを描く

ペンツールでパスを作ります。
ドラッグするとハンドルが伸びて
ハンドルが伸びた方向に曲線が描けます。
開始点をクリックすると塗りを適応できるパスを作ることができます。
パスを閉じずに途中でやめたい時はaltをおして空白をクリックすると終われます。

ペンツールは慣れるまでじれったくてしょうがないですが
もう、慣れるしかありません。
ペンツールに慣れるためのオンラインゲームが秀悦なので、リンクを貼っておきます。
https://bezier.method.ac
あと、ゲームをする前に予習しておきたい
ペンツールの操作方法は本家のアドビさんがわかりやすかったかもです。
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/how-to/draw-edit-curves.html

パスを分割して消す

レモンを選択して、パスファインダーのアウトラインを選択します。

不要な線をダイレクト選択ツール(キーボードのA)で選択して
deleteキーで削除します。

円の一部を切りたいので、消しゴムツールを選択して
消したい部分をドラッグします。

良い感じになったら線の太さを調整します。

線幅ツールで線の太さに強弱をつける

線幅ツールを選択して、線の太さに強弱をつけたい部分をクリックしてポイントを作ります。
ポイントをドラッグすると太さを自由に変更することができます。

シェイプ形成ツールで輪郭線をまとめる

いまのところオープンパスになっているので
シェイプ形成ツールを使って輪郭線をクローズパスにします。

選択ツール(macはcom+V winはctrl+V)でレモン全体を選択してから
シェイプ形成ツールに切り替えて
レモンの内側が網目になったらクリックします。

線が整ったら、色をつけます。
レモンのグループを選択ツールで選択します。
コピー(mac com+C / win ctrl+C)して
背面へペースト(mac com+B win ctrl+B)します。

複製したレイヤーの塗りを黄色にします。
スウィッチパネルから、塗りを適応します。

ペンツールで影部分をかいて
影の色を変更します。

スプレーツールで模様をつける

レモンのつぶつぶをスプレーツールで描こうと思います。
シンボルスプレーツールを選択します。
見当たらない方はボタンを長押しすると出てきます。

シンボルパネルが見当たらない方は
上のメニューバーから ウインドウ>シンボル を選択して表示させます。

シンボルパネルの左下にあるライブラリメニューのボタンを押します。
そこからアートテクスチャを選びます。
アートテクスチャパネルカラ点描を選択します。

あとは思いのままスプレーします。
ドラッグすると噴射します。

ひとしきりスプレーしたら、粒子のサイズを変更したくなりました。
スプレーツールを長押しして
シンボルリサイズツールを選択します。
スプレーしたところにカーソルを合わせて長押しすると
粒子のサイズを変更することができます。

スプレーに色をつけたいと思います。
先にスポイトツールでレモンの影部分の色を抽出します。
スポイトツールを選択して、塗りをクリックします。
線はナシにしておきます。
影の上でクリックすると色を抽出できます。

先ほどのスプレーのボタンを長押しして、シンボルステインツールを選択します。
スプレーした場所をドラッグすると色をつけることができます。
あとで別の色を乗せることもできます。

スプレーツールのはみだしたところをクリッピングマスクで隠します。
まず、レモンの輪郭線になっているパスを選択します。
選択したら下にある新規レイヤーを作成ボタンまでドラッグします。

複製されたパスをシンボルスプレーで塗ったレイヤー(シンポルセット)の上にドラッグして移動します。

移動したパスとスプレーツールのレイヤーを両方同時に選択します。
複数を同時に選択する時は
二つ目のレイヤーをクリックするタイミングで
シフトキーを押すと同時に選択できます。
com(winはctrl)と7を押すとクリッピングマスクを作成できます。

はみ出しがうまいこと隠れました。

葉っぱ部分もペンツールと線幅ツールで描くと完成です。

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