アフターエフェクトで粉砕するテキストアニメーションの作り方です。
新規コンポジションを作成
テキストレイヤーを準備する
エフェクトを追加する
新規コンポジションを作成する
新規コンポジションを作成します。
com(ctrl)とNで作成できます。
幅:1920
高さ:1080
フレームレート30
デュレーションは動画の長さのことです。
テキストアニメーションを表示させたい時間を決めて入力します。
ここでは30秒に設定しました。
コンポジション名はデフォルトのものでも
自分がわかるように変更しても大丈夫です。
設定できたらOKを押します。
テキストレイヤーを準備する
テキストを入力します。
テキストレイヤーを複製します。
テキストレイヤーを選択して、com(ctrl)とDで複製できます。
エフェクト&プリセットを追加する
エフェクト&プリセットから
CC Particle Systems Ⅱを
複製したテキストレイヤーの上の方に適応します。
テキストレイヤーにCC Paryicle Systems Ⅱをドラッグするか
テキストレイヤーを選択した状態で
CC Particle Systems Ⅱをダブルクリックすると適応することができます。
同じテキストレイヤーにもう1つ追加します。
エフェクト&プリセットからCC Compositeを選択して適応します。
ここでちょっと
タイムラインパネルでインジケータを移動させてみてください。
テキストのサイズに合わせてパーティクルが放出されているかと。
コンポジション全体にパーティクルを放出させるためにCC Compositeを適応しました。
効果を発揮させるためには配置を変更する必要があります。
エフェクトコントロールパネルに先ほど適応したエフェクト&プリセットが並んでいます。
CC CompositeをドラッグしてCC Particle Systems Ⅱの上へ配置します。
これでコンポジション全体にパーティクルが広がったかと思います。
これらの詳細を操作していきます。
CC Particle Systems Ⅱ
CC Particle Systems Ⅱのタブを開いて項目を埋めていきます。
Birth Rate 25
放出開始のサイズのことです。
もっと粒子を大きくしたい時はここの数値を大きくするといいです。
Producer
X...1.0
Y...20.0
パーティクルの広がりのことです。
Xは横、Yは縦です。
Producer
Position
タイムラインパネルの1秒ぐらいのところに
インジケータを移動させてPositionの960を0にします。
再びタイムラインパネルの3秒ぐらいのところに
インジケータを移動させて
Positionの0を1920(コンポジションサイズの横幅と同じ)にします。
これはパーティクルの位置をどうしますかという数値です。
Particle
Source Alpha Inheritanceにチェック
ソースアルファを引き継ぎますかーってことです。
これにチェックをいれることで
テキストに沿ってパーティクルが動いてくれます。
Particle
Max Opacity 25%
これは不透明度の最大値のことです。
Particle
Birth Color
Death Color
Birth Colorはパーティクル発生時の色
Death Colorはパーティクル消滅時の色
お好きな色を選択してください
Physics
Animation Direction
アニメーションタイプを選びます。
Physics
Extra 20
砂目になったテキストを散らします。
Physics
Velocity 0.1
速度の設定ができるところです。
Physics
Gravity -0.1
重力を決めるところです。
マイナスにすると浮きます。
CC Particle Systems2の詳細は以上です。
テキストレイヤーの下のほうにリニアワイプを適応します。
先ほどと同じ流れで
エフェクト&プリセットからリニアワイプを選択して
テキストレイヤーにドラッグして適応します。
CC Particle Systems2のポジションで打ったキーフレームの開始位置(1秒のとこ)にインジケータを合わせます。
リニアワイプの変換終了を0%にします。
CC Particle Systems2のポジションで打ったキーフレームの終了位置(3秒のとこ)にインジケータを合わせます。
リニアワイプの変換終了を100%にします。
リニアワイプの境界のぼかしを85にします。
最後に変換終了の開始位置キーフレームを少しずらして
消えるタイミングが良き感じに調整できたら完成です。
実写版アラジンのオープニングでキャストのテキストアニメーションが
砂が舞って消える感じでかっこよかったです。
これをアレンジすると近いものができそうです。