アフターエフェクトの便利なエクスプレッションのおはなしをします。
エクスプレッションは
「あれがこうなったとき、これもこう」のような
エクセルの関数みたいな便利なことができるものです。
単一のものならどうにか乗り越えられるかもしれませんが
複数に同じ作業を紐付けるとなったら気を違えてしまいそうなので
扱えるようになると便利です。
この記事はエクスプレッション超入門的な内容です。
エクスプレッションを記述する方法
エクスプレッションをコピーする
エクスプレッションを表示する
エクスプレッションを非表示にする
エクスプレッションを消す
エクスプレッションを記述する方法
一番上のレイヤーのみ回転のキーフレームをつけました。
他のレイヤーにも同じ回転を紐づける計画です。
手始めに上から2つ目のレイヤーにエクスプレッションを記述しようと思います。
optキー(alt)と回転のストップウォッチマークを押します。
※ショートカットキーはshiftとopt(alt)と^
タイムラインにtransfoem.rotationとかいう文字がソッと出てきます。
エクスプレッションを書く場所です。
紐付けたいターゲットに向けて
渦巻きを伸ばします。
渦巻きはピックウィップと言う名前です。
ピックウィップが勝手にエクスプレッションを記述してくれます。
このコンポの、回レイヤーの、回転って書いてます。
エクスプレッションをコピーする
コピー元のエクスプレッションの項目を選択します。
ここでいうところ、回2レイヤーの回転のことです。
回2レイヤーの回転の上で右クリックをして
エクスプレッションのみをコピーを選択します。
コピー先のレイヤーを選択します。
ここでは回3、回4、回5を選択します。
com(ctrl)とVで貼り付けると
エクスプレッションを貼り付けることができます。
エクスプレッションを表示する
タブを開いてエクスプレッションを表示させてもいいのですが
レイヤーを選択してEを二度押しすればエクスプレッションが表示されます。
エクスプレッションを非表示にする
=を押すとエクスプレッションを非表示にすることができます。
非表示の時は=に斜線が入ります。
エクスプレッションを消す
エクスプレッションを作った時と同じく
opt(alt)を押しながらストップウォッチボタンを押すと
回転に記述したものがきれいサッパリ消えます。