DESIGN Illustrator

イラストレーターでかすれた文字加工

イラストレーターでかすれた文字を作る方法です。
ガタガタした線を作る方法、いろいろあるのでご参考までに一読いただけたら幸いです。

今回はアピアランスのラフとパスのオフセットを使っています。
テキストはアウトラインをかけていないので
文字の打ち変えもできて便利です。

【アートボードサイズ】
幅:1000px
高さ:300px

テキストを入力する

テキストツール(キーボードのT)を使ってテキストを入力します。
お好きなフォントを選んで、サイズ感を調整してください。
今回使っているのはご参考までにこちらです。

 

 

 

テキストの入力ができたら
ダイレクト選択ツール(キーボードのV)に切り替えてテキストを選択します。
レイヤーパネルの赤丸部分をクリックしても選択できます。

ラフを適用する

アピアランスパネルのテキストを選択して
下にあるfxボタンをクリックします。

タブが出てくるので
パスの変形からラフ...を選択します。

ラフの詳細をきいてくるので

1.プレビューにチェック
2.丸くにチェック
3.オプションを調整

この手順で進めていきます。
オプションは様子を見ながら数値を変更した方がよいので。

今回は
[サイズ] 1.5%
[詳細] 85inch
にしています。

でもこれ、あくまで目安にしてください。
フォントの種類やフォントのサイズによって印象が違ってきます。

良いなと思ったところでOKを押すと適用されます。

ラフを適用してこんな感じになりました。
いい感じにジャギジャギしてます。

アピアランスパネルを見ると、ちゃんとラフが追加されてますね。

パスのオフセットを適用する

引き続きアピアランスパネルのfxをクリックします。

タブがでてきたら
パス>パスのオフセット
を選択します。

パスのオフセットのパネルが出てきます。
これもプレビューにチェックが入っていることを確認してから作業を進めます。
オフセットは2.5px(目安なので様子を見ながら調整してください)
角の形状はタブを出してラウンドを選択します。
角の比率はデフォルトで4になっているかと思います。
もし違う場合は4に変更してください。

いいなと思ったらOKを押します。

パスのオフセットを適用したところです。

アピアランスパネルにパスのオフセットが追加されたところです。

このパスのオフセットをもう一度繰り返したいと思います。

パスのオフセットの空白部分をクリックしてから
下にある+のアイコンをクリックします。

複製されたパスのオフセットの文字部分をクリックします。

パスのオフセットのパネルが出てくるので
オフセットを-2.5pxに変更します。
これも、様子を見ながら数値をかえてみてくださいね。
いいなと思ったらOKを押して適用させます。

複製したパスのオフセットを適用したところです。
ガタガタと、いい感じです。

ラフもパスのオフセットも
アピアランスパネルの文字のところをクリックすると再編集できるので
後からでも変更できて便利です。

以上です。

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